こんにちは。

さて今回は。
電子タバコ業界を何かと賑わせている、「クローン」につきまして。
注意喚起したいと思います。

えぇ、絶対ダメだと思います、リキッド系は。

さて。

まあ、現状の電子タバコは、中国発祥。
中国は、諸外国に比べ、多少独特な商習慣があり。
まあ、諸外国から見ると、「偽物」が流通しやすい環境にあります。

なので、まあ、電子タバコ業界でも。
「クローン」だの「スタイルド」だのが、話題になりがちなわけですが。

それは、機構・電子部品ベースだけでのお話では、ありません。

まあ、黎明期から、「リキッドの偽物」も、出回っていたりします。

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さて。

そもそもなんで、クローンだの、つまり偽物が発生するのか?。

まあ、中国特有の事情として:
・生産を依頼された工場が、余剰品や検査落ち品を横流し
・工場が図面を共有してしまい、技術流出
・製品を計測し、独自に図面を起こしてコピー

なんてことが、起きがちですが、そもそも。
・開発費用などをカットできる
・「ブランド価値」に相乗りできる
・品質保証を「本物」にやらせることで、回避できる
・材料や加工を低品質なものに差し替え、差額を得ることができる

あたりの「得する事情」があるかと。

で、、、。
もちろん、単なる金属の筒が何万もする製品に化けたり、百数十円で生産できる基板が数千円に化けたり、廃棄ノートパソコンから抜いた電池が、値段的には新品に生まれ変わったりするのは、十分魅力的ではありますが。

リキッドも相当、魅力的な世界です。

例えば30mlで3000円する高級リキッドは・・・。
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1mlあたり0.10.7ドルくらい、つまり、医薬品であるペニシリンより高かったりするのです。
 *上記グラフは、昔ニュース的なとこで流れた、「高い液体ランキング」のうちの一つです。

ご存知の通り、リキッドは、ほぼグリセリンかプロピレングリコール、そして少しの香料や薬剤、あとパッケージとかです。

グリセリンやプロピレングリコールは、まあ量を買えば、1ml、1円以下でしょう。
これに、ほんの少しの香料足して、それらしいパッケージに入れてしまえば、価値は10倍とかに跳ね上がるのです。

ですがもちろん、リスクがあります。
上であげた、まあ「得する事情」を引っ張ってきましょうか。

・開発費用などをカットできる
 →正規のリキッド屋さんの「開発費の回収」「次製品の開発費」などがなくなっちゃう。
・「ブランド価値」に相乗りできる
 →いわゆる製品レビューとかを信頼できなくなっちゃう。
・品質保証を「本物」にやらせることで、回避できる
 →自分とこで作ってもいない「製品」に対する対応工数を割かれてしまう
まあ、ここまでは、「本物作ってるとこ」が被る被害です、が。

・材料や加工を低品質なものに差し替え、差額を得ることができる
 →何やらかされてるのか、わかったもんじゃない
ここは、実際に偽物品を使う上での、リスクになります。

電気製品であるMODやアトマイザーは、まあ注意深く観察すれば分かります。
低品質なものや、加工精度に問題があるものも、直したり、だましだまし使うことで回避することも可能でしょう。
まあショートからのバッテリー爆発コースなども考えられますが、それも注意深く確認することで、リスクを減らすことができます。
物理的な加工精度とかの問題は、目に見えますからね。
電気製品で目に見えないところ、例えば基板に載ってるソフトとかもまあ、大電流を扱う以上、「やらかしたら壊れて通電しなくなる」方向に傾く可能性が高いですし。
メカニカルやアトマイザーの場合、ソフト介入要素、ありませんしね。

ですが、リキッドは、ユーザー側から、観察することが、非常に難しい製品です。
リキッドの分析には、ガスクロマトグラフィーだの、高度な検査が必要ですが。
まあ、高い!。

そして、健康被害に直結します。
極端なお話ですが、例えば香料の溶剤として、エタノールの代わりにメタノールやトルエンとかつかわれてたら?、とか。
アマトキシンたっぷりの毒キノコが生えちゃってる井戸から汲み上げた水でボトル洗ってたら?とか。
日本人が強烈に嫌いな思想持った人が、いつかのギョウザみたいに、故意に農薬とか混入させたら?とか。

さらにそんなんを、「経口」ではなく、「肺」に入れてしまう行為。

もうね、危なさ、マックスだと思います。

リキッドは、輸入するにせよ、通販で買うにせよ、お店で買うにせよ、個人間取引するにせよ。
必ず、信頼できるところで、入手するようにしてくださいな。
こればかりは、自分の体を守ることに、直結しますので。

まあ、信頼できるところか見分ける、単純な方法は・・・。
・分析センターなどの分析結果書面があること
・メーカー直、あるいはメーカー指定の窓口であること
・信頼できるお店であること
・信頼できる個人であること
あたりだと思います。

くれぐれも、相手がわからないような匿名性の高いフリーマッケットやオークションなどで入手したりは、いくら安かったりしても、避けた方がいいでしょう。

以上です。