こんにちは。

今回は、テクニカルMODの、「電気調整のしくみ」について。

電子タバコの回路は、まあ単純です。
「小型化」でかつ「大電流」「低抵抗」を扱うには、シンプルなほうが危なくないからです。

一般的なメカニカルMODの場合、回路はこんな感じ。
mechanical
まあそりゃそうですわな。
「バッテリー」「スイッチ」「コイル(抵抗)」しかありません。

メカニカルMODの場合、「FIRE SW」は本当にスイッチです。
テクニカルMODだと、このスイッチは「基板の中のスイッチ素子」になります。

VV/VW/TC MODの場合、単純なのだとこんな感じです。
technical

SHUNT Regist、シャント抵抗とは、抵抗値が非常に低く精度の高い抵抗のことです。
両端にかかる電圧を比較することで、回路に流れる電流を計算することができます。
電流=電圧/抵抗値、ですからね。

VV (可変電圧)MODの場合、SMDはありません。
電圧を1か所で見て、設定電圧を過ぎると「スイッチ」を「OFF」にします。
んで一定時間たったら「スイッチ」を「ON」にします。

VW(可変電力)MODの場合、電圧と電流を掛けた値が一定になるように調整します。
電圧が低かったらスイッチONの時間や頻度を上げ、高かったら下げるような。

TC(温度管理)MODの場合、電圧と電流から、アトマイザーの抵抗値を算出します。
そして、各素材のTCR、抵抗温度係数と、室温での抵抗値を照らし合わせ、温度を計算します。
一定以上温度が上がっている、つまり抵抗値が高いと判断すると、出力を下げたりカットオフしたりします。

・・・ってこのままの回路だと、スイッチのON/OFFで、クシみたいな電流が流れます。
いわゆる、矩形波ですね。

なので、最近のMODは、平滑回路で波形の平均化を図っています。
technicalFilter
まあこんな感じ。
「C」、コンデンサは、ちいさな電池みたいなもんです。
「L」は、チョークコイルです。
コンデンサは「低周波成分を通さない」、チョークコイルは「高周波成分を通さない」性質があります。
スイッチをONした瞬間、コンデンサは高周波成分を通し、チョークコイルは高周波成分を通さないので、
アトマイザーへいきなり電気がガツンと流れず、ゆっくり流れ出します。
スイッチをOFFした瞬間も、同じく電気がプッツリ消えるのではなく、ゆっくり消えていきます。
この素子を適切に選択することで、スイッチON/OFFの繰り返しでできる矩形波を、なだらかな波に変換できるのです。

・・・まあ、ものすごく乱暴に言えば、お使いのメカニカルMODでも、ものすごく早くスイッチONOFFすれば、電圧低く楽しめるという言い方もできます。
DNA40の場合、スイッチング周波数は1MHzです。秒間100万回!、無理!。

最後に、今考えてるヘンなことを少々。

そもそもスイッチじゃなくてさ、入力信号で電気調整できたら、楽しくない?。
modtech

以上です。