こんにちは。

さて今回は。
テクニカルMODのUSBによる充電につきまして、グループ「HOWIT」で検討したので。
その内容をBlogに転記します。

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さて。

テクニカルMODのUSB充電ですが。「あんま好ましくない」と言われています。
挙句、高級テクニカルMODでは、往々にしてUSB端子が無かったりします。
なんで好ましくないのか、検討してみました。

検討内容ですが・・・。

まず基本機能として:
・CCCV充電
・過充電防止機構
・高効率
は、前提としましょうか、それが無ければそもそも充電器として成立しませんし。

評価ポイントは:
・CC(定電流充電)時の充電電流
 充電電流が多い場合、バッテリー発熱などの原因となります。
 が、バッテリーの定格以内での充電電流印加は、純粋に充電時間の短縮、及び推奨充電電流近辺での充電は、バッテリー寿命向上につながります
・USB接続時パフ時の挙動
 充電がとまらないパターン、パフできないパターン、充電をとめ、パフするパターンが考えられます。
 充電がとまらないパターンは、最悪USB側の素子に影響を与えると思いますが、その理論検証

てな感じでいってみましょうか。

まあ早速検討。

犠牲者は、以下の5つです。
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 DNA40 HCIGARのDNA機
EVIC-VTC svapiamoのBF機
eleaf pico
DNA75 自作BF機
XTAR VC2
いずれもMicroUSBで充電するタイプ。
XTARは、ガチな充電器です。

測定環境は、こんな感じ。
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使用するUSB ACアダプタは、nVidia Sield Tabletの付属品を使用。
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USB電流チェッカーは、センチュリーのCT-USB-PWです。
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使用電池はUS18650VTC3。
こんな充電具合の、CC充電突入する感じのヤツです。
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では早速。

HCIGAR DNA40。
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DNA40機は、USB充電が別基板のため、赤いLEDはつきますが、OELDにはなにもでません。

結果。
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さくさくいきましょう。

Evic VTC。
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結果
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iStick PICO
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結果
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DNA75
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結果
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XTAR VC2
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結果
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まとめますと。

DNA40 0.61A
Evic-VTC 0.84A
iStick PICO 0.88A
DNA75 0.78A
VC2 0.54A

となります。

これの電力を、電池充電、つまり3.6V換算すると・・・。

DNA40 0.85A
Evic-VTC 1.17A
iStick PICO 1.2A
DNA75 1.1A
VC2 0.75A

となります。
専用充電器であるVC2よりも、どれも電流が出ている事がわかります。
これ問題なのでしょうか?。

手元にあるUS18650VTC4のデータシートによると・・・。
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推奨充電電流は、低温領域で1A、ほか2Aです。
実は、2Aに近いMODのほうが、推奨条件に近く、バッテリーには優しい、のかも知れません。

次の評価、パフ時の挙動ですが。
DNA75だけ、違いました。
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パフ時は電流が流れません。
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他のMODも、充電中にパフできますが、充電電流は流れっぱなしでした。
しかし、特にUSB側に電流を引き込む動作は見られませんでした、充電時の電流そのままです。
定電流充電モードなので、充電電流分はアトマに流れ、不足分はキャパシタ的にバッテリーが働き、電流が流れるものだと推察できます。
しかし、ワーク時となるため、見かけ上のバッテリー電圧が下がり、充電動作に不都合な影響を与えるかも、な気がします。
そして結構電流を流すので、電池や基板が発熱します。
充電は冷暗所で行ったほうがよろしいかと。

さて最後に、DNA40。
こいつは本体基板とUSB基板が、独立しています。
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ここの電線の太さですが、測定より1A程度流れるため、倍を見て2A連続以上に耐えられる電線を使うのがいいと思います。
先日のこの資料より・・・。
wire06
AWG24以上かな。

さてまとめ。
・テクニカルMODのUSB充電機能は、使える
・但し、 冷暗所で充電すること
・DNA40の場合、USB基板の配線が、AWG24以上(以下)であることを確認して使うこと
・充電中のパフは避けること
・1A弱電流引っ張るので、1A以上対応のUSB ACアダプタを使用すること
 *PCやゲーム機には接続しないこと!
な感じです。

実際テクニカルMODは、構造上電池交換がしづらいものも多く、電池取付取り外し時のトラブル、例えば電池皮膜にダメージだの、電池端子壊すだのと、USB充電のリスクを天秤に掛けた場合、まあオイラはUSB充電取るかな、な感じです。

以上、分析でした。

まあこんな話題、FBグループ「HOWIT」でやってます。
ある程度議論がまとまったら、こんな感じで記事にしてみることもまた、楽しいかなと思っています。
ご興味がお有りなら、是非ご参加、そして書き込みをしてみてください!。

以上です。