こんにちは。

さて今回は。
某VAPE MOD研究所の中の人から、「温度管理回り、ちょっと記事にしてよ」と言われ。
HOWIT上にスレッド立ち上げてみたけど、イマイチ反応が薄く。

ついカッとなって、サーモグラフィーを購入してしまったので。
こいつ使って、軽くコイルや、コットンの温度を、測ってみたいと思います。
怖いね、amazonお急ぎ便。

サーモグラフィてのは、こんなんね。
th_03
赤外線使って、温度を画像的に表示して測れる、そんなステキなブツです。

さて。

購入したのは、Seek Thermalてのです。
DSC_0008

もひとつ有名なのに、「FLIR ONE」というのもあるのですが。
あいつ最高温度120度までしか測れません。
電子タバコ的には、330度までいける、こいつかなあと、選択。
あとまあ、固定用の金具だの、USB延長だのね。

中身はこんなん。
DSC_0009

本来はスマホと合体して使うのですが、測定の都合上、ずらすとめんどいので。
今回は、このようにして測定します。
DSC02578

測定条件は、こんな感じで。
・SMY SDNA200
・NICKEL200 Profile
・MAGNA CLONE ATOMIZER
・NI200 28G (Promist)
・LEON VG LIQUID
・ファンで風を当てる

ビルド状況は、こんな感じ。
まあ、NI200なので、非マイクロで。
3.5mm、5ラップ、大体0.08オームくらい。
DSC02575

DSC02576

画像ずれが嫌なので、Escribeに接続、デバイスモニタ上でパフします。
DSC02579

但しデバイスモニタ上でパフると、「プリヒート」が効かないみたいなので、今回の測定はいずれも「プリヒートなし」で、ごめんね。

さて。
測定は、以下の4パターンで測ってみました。
・温度管理350F
・温度管理450F
・15W
・40W

それぞれの結果と、特徴的な画像を挙げてみます。

温度管理350Fの結果


サチり温度は、大体155度近辺
th_01

450Fの結果
 

サチり温度は、大体250度近辺
th_02
 
15Wの結果
 

サチり温度は、大体280度近辺
th_03

40Wの結果
 

温度は一旦280度くらいで止まったあと、300度超えてます。
300度まで上がる際、コイルが一部赤熱しており、いわゆる「ドライヒット状態」だと推測できます。
th_04

以上、初期検討の割に、なかなか興味深い結果でした。
まとめますと、こんな感じです。

・350F設定時、155度(311F)近辺で制御がかかる
・450F設定時、250度(482F)近辺で制御がかかる
・温度管理しない場合、280度(536F)近辺で足踏み後、温度が上がるとドライヒットとなる

あくまでDNA200の場合ですが、350Fと450Fでは、実際の温度差は「170F」くらいと、結構開きます。
温度管理してる人は、まあ350~450Fでかなり味わいの差を感じているとは思いますが、つかオイラがそうですが。
理由はこのへんにありそうです。

温度管理していないと、一旦280度(536F)近辺で温度が足踏みします。
これは、「グリセリンの沸点」、つまり290度に引っかかっているのかと。
で、コイルに接触しているグリセリンが無くなると、300度以上に上がり、まあ「ドライヒット」になるのかと。
つまり、メカであれ、テクニカルであれ、 温度管理しない場合は、以下の点が、いわゆる電子タバコではないかと。
・280度までリキッドを温めるもの
・280度「まで」の加熱を、いかにジャンプさせるか
・280度の温度を、いかに維持するか
・280度を超えないよう、いかにリキッドを供給するか

この「ジャンプ」と「供給」のバランスが、いわゆる立ち上がりやドライヒット、コイルやコットンワークに通じるのでは無いかなと。

まあ、なかなか興味深い計測ができました。
次何をやるか、まあHOWITグループあたりで揉み込んでいきたいと思います。

お目汚し失礼しました。
以上です。