こんにちは。

さて今回は。
Evolv DNAシリーズの設定ツール、EScribeの。
ヘンな設定と、まあ電池設定回りを。
かるーく書いていきたいと思います。

EScribeですが、最近仕様が変わりまして。
「一般のお客様が触らなくていいところ」は、隠れるようになりました。
また、各種製造設定用のツール類も、 標準セットアップでは、入らなくなりました。
まあ今回は。
「一般のお客様が触らなくていいところ」から、 面白そうなところを、紹介していきます。

さて。

そんな隠れてる項目を出すためには、メニュー「オプション」→「User Interface」を弄ります。
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「Clean」が標準
「高度な設定」は、一部電池回り設定を調整できる感じ
「Researcher」は、開発タブを表示
「Manufacturer」は、開発、及びMOD、電池設定タブを表示します。
前のEScribeのように、 全て表示するなら、「Manufacturer」を選んでみてね。

んで、「開発タブ」を出してみましょう。
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表示させると、こうなります。
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それぞれの項目を、軽く解説。
全部項目を設定可能な状態にすると、こんな感じに。
escres04

・コイル抵抗値
 ロックすると、標準温度でのコイル抵抗値を、指定の値だということにして温度管理します。
 基板上での抵抗値ロックと違い、基板が覚えている抵抗値と乖離が発生しても、「New Coil?」とか訊かれて、値を上書きすることが無くなります。 

・電力
 ロックすると、指定電力(W)を逸脱した設定が出来なくなります。
 例えば、DNA75に「1-40」を設定すると、DNA40相当になります。

・Max Temerature
 ロックすると、指定温度を逸脱した設定が出来なくなります。
 例えば、「350-480F」とか設定したりして、ね。

・パフリミット
 有効にすると、指定回数以上パフすると、基板ロックが掛かります。

・電力リミット
 有効にすると、指定された電力量(mWh)以上パフすると、基板ロックが掛かります。
 これは、「一度のパフ」ではなく、「パフの合計値」に対してカウントされます。

・時間リミット
 有効にすると、指定された時間(秒)以上パフすると、基板ロックがかかります。 
 これは、「一度のパフ」ではなく、「パフの合計値」に対してカウントされます。

・開発シール
 MOD設定に対して、変更が加えられたら破棄される、「開発シール」を付与できます。
 開発シール適用中は、「開発シール確認」で、登録時に入力したパスワードを入れると、開発シールがついてることが確認できます。
 開発シールは、EScribe上で、MODの設定を変更すると、破棄されます。
 「お前勝手にMODの設定弄ったな!」が分かるようになっています。
 なお、開発シールを適用しても、MOD設定をロックするようなことは出来ません。
 初期化などをしても、開発シールは破棄されます。

・ステータスのリセット
 統計情報をリセットします。
 各リミットの値も、同時にリセットされます。

基板ロックが掛かった場合、標準では、「Return To Reseracher」と画面に表示され、MODを使うことが出来なくなります。
この画面は、テーマ設定で、任意の画像に取り替え可能です。
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使い所としては・・・

1.イタズラ
 例えば電力を「1-5W」とかにすると、なかなかヒドいMODに仕上がります。
 これみよがしにDNA200を自慢してくるよーな方に設定入れると、かなり慌てたりします。
 が、やりすぎ注意。

2.実用的なロックとして
 例えばDNA200や75、そんなに電力要らないですよね?。
 お使いのアトマイザーが、picoだったりする場合、余り高い電力掛けるとアトマ壊しちゃいますし。
 そうでなくても、 コットン焦がしたりするので。
 例えば最大値に「30W」 とか入れてあげると、ポッケの中で不用意に+ボタンが押されてしまうような状況でも、事故を避けることができます。

3.自分が使う範囲への、値の制限として
 温度ロック範囲を、例えば「400-460F」とかにすると。
 指定された範囲内での調整になります。
 自分が使う範囲のみに制限することで、値が合わせやすくなるかもね。

4.人に使わせる時のロックとして
 例えば「電池1本分」使ってもらって、DNAの使い心地を試してもらう、的な運用も可能です。
 mWh表記なので、例えば18650、2500mAh電池を1本分は、2500x3.6 = 9000mWh、に設定してあげるといいかもね。
 もちろん、途中で電池を充電したり、電池を交換しても、ロックは有効です。

・プロファイルとの整合性注意
 例えばプロファイルが「500F」でロックが「480F」の場合とか。
 プロファイルが「75W」でロックが「40W」の場合とか。
 自分が持っている基板/バージョンでは、ロックが優先ですが。
 プロファイル切り替え直後は、画面数字が高いままです。
 正式に運用する場合は、各プロファイル設定の値が、ロック値内に納まっているかどうか、確認してみて下さいな。

最後にオマケ

例えば、DNA75で、こんなカッコイイ電池を使う場合は。
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UIを「Manufacturer」にして、「MOD」タブを弄ると、基板の要求電流抑制が可能です。
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「Max Peak Input Current」:ピーク時最大電流
「Max Sustained Input Current」:持続時最大電流

例えば上のeFest使う場合、
「Peak」を「20」、 「Sustained」を「10」に設定してやると。
バッテリーの表示定格を守れます。
ただもちろん、最大20A、持続10Aまでしか出なくなるので。
プリヒート等の最大値が「72W」、通常運用時の最大値が「36W」程度で頭打ちになります。

以上、ちょっとマニアック方向な、EScribe設定の解説でした。
まあ、このへんを、上手く使ってあげると、本当に「自分好み」なMODに化けさせることが、できますよ!。

以上です。