こんにちは。

さて今回は。
とあるルートから入手してしまった、dicodesのBF60につきまして。
軽く愛でていきたいと思います。

こんなのね。
DSC03005

さて。

昨日、新宿某所つーか3PCSで、闇取引を行い、BF60を入手していまいました。
ありがとうです。

まあ、この人・・・。
kosu

まあ、組み込む前に、見ていこうかなと。

さて、BF60は・・・。
・リチウムイオンシングルバッテリーベース
・だいたい、Evolv DNA40と同じサイズ
・最大60W
・温度管理が優秀らしい
・ドイツ製?

まあ、黒い噂もありまして・・・。
・最低発注ロットが50説
・ヨーロッパにしか卸さない説
なんてのもあります・・・。

まあ、見ていきましょうか。

どーん。
DSC02991
基板はボール箱の中に、ごろんと入っています。
緩衝材とかは入ってません。

こんな感じっす。
DSC02992
最初から、OLEDのフレキは接続されている状態です。

箱には思いっきり、、、
DSC02993
マニュアル読んでから使えやごらああああ!、て書いてあるのですが。
マニュアルついてないっす!。
Webにも見つからないです!。

今回は、Web上のこの写真だけで、このBlog書いてます・・・。
ds

いいのかこれで・・・。

んで、基板は、ちゃんとした静電袋に入っています。
DSC02994

まあ基板拡大してみると、こんな感じです。

制御側
DSC02999


DDC側
DSC02997

基板単体での特徴ですが・・・。
DSC03005
まず、「ビルドアップ基板」です。
多層基板の作り方は、大きく2種類あって。
ドリルで穴開けて多層の導通を取る、「貫通基板」と、レジストと銅箔を一枚づつ作り上げる「ビルドアップ基板」があります。
ビルドアップ基板は、貫通基板と違い、ドリルで穴をあける必要がなく、また「全部の層に導通」しか作れない貫通基板と違い、内部の層だけで導通を取り、上や下の層には部品やネットを置ける!、なんて素敵な基板です。

もちろん弱点もあります。
一番の問題は、「コスト」。
一般論ですが、貫通基板に比べ、ビルドアップ基板は、数倍のコストが掛かります。
また、レジストと銅箔を1層づつ積み上げて作る関係上、多少銅箔の貼り合わせが弱くなります。
ちなみに、DNAやSXは、貫通基板です。

なので、、、多分ですが、
・BF60は、DNA等と比べ、半田付部の強度が弱い可能性がある
・配線して押し込んだりする場合、配線にテンションをかけない方がいい

かと思います。

また、じっくり見てみますと・・・
DSC03005
どーやら「防水加工」は為されていないように見えます。
なので、まあ電子タバコの宿命ではある、「濡れ」には弱いかと。
BFやステルスなど、アトマが基板の上に来る構造や、盛大にお漏らしする可能性がある機構に組み付ける場合は、MOD構造部側で防水性を担保してあげる必要があるかも知れません。

まあ、あとは細かいところ。
DSC02997
ノーシルクです。

シルク印刷とは、基板上の定数や文言を印刷するための、まあ通常白い印刷なのですが。
BF60にはありません。
シルク印刷は、修理時等に分かりやすくなるメリットがありますが、場所、コストや自動実装時のスクリーン・アライメントに悪影響を与える可能性があるため、特に小型機器の量産基板では、省かれることがままあります。

さらに。
基板にドリル要素がありません。
端面はルーターカットっぽいですが、単体基板には「穴」などの要素がありません。
なんか、「いまどきのきばん」な感じです。

さてでは内容を見ていきましょう。

まず部品。

制御側
deva
CPUはAVR、DNAほどの演算性能は持っていませんが、個人的には十分な石を積んでいると思います。
各制御ICはスモールパッケージ品を使用、ビルドアップ基板の利点が生かされている構造です。
なんですが、、、ICのマーキングだけでは、使用ICを全て割り出すことができませんでした。
まあ、ごめんなさい。

DDC面は、こんな感じです。
devb
特徴としては、
・DDCブロックのI/Oが右側に寄っている
・バッテリー、及び充電系にヒューズがいる
・電流検知抵抗は2mΩ

な感じです。

あと個人的には、DDCを構成しているFETが、キレイに並んでるのが、ステキな感じ。
調べた限り、デバイスは怪しいセカンドソースなどを使わず、きちんとしたメーカー品を使用しているようです。

インターフェース周り、制御面
tpa
DNAと違い、スイッチのランドは、1つづつしかありません。
ネットを追う限り、各スイッチはプルアップされており、負論理動作っぽいので、各スイッチの片側は、GNDに落とすのが正解っぽいです。
オイラが使った資料には書かれてませんが、いかにも「スイッチの片側つないでくれ」なランドが、右上にあります。
多分ソレ用かと。

インターフェース周り、DDC面
tpb
面白いのが左下。
バッテリーチャージャー出力をつなぐランドがあります。
で、バッテリーとチャージャー出力にしっかりヒューズ保護が入っており、個人的には好感が持てます。
が、無茶な使い方すると、ヒューズ飛んで偉い目に合うかもね。

そしてBF60は、「GND分離」されていません。
どうやら共通GNDにぶらさがっている構造のようです。
なので、アトマのネガティブも、GNDに落とせ、て認識でよろしいかと。

最後にブロック図
block
まあ、Vo Chip用に書いたのを改造した感じなので。
見比べてみると楽しいかも知れません。

以上、BF60の簡単なレビューでした。
個人的な印象として・・・
・主に小型機器に慣れている人が作った匂い
・既存の電子タバコ基板から、ブロックのみ参考にしている雰囲気
・最低限の安全性を素子で担保
・部品などのコストダウンより、確実な部品の使用

が意識されている気がしています。
まあほら、ドイツ職人根性的な?。
でも反面、性能やコストは、ある程度犠牲になっている印象です。
でもオイラは、こういう構造、好きですよ!。

あとはも少し、入手性がアレだと、いいのですが・・・、ねえ。

以上です。