こんにちは。
さて今回は。
ツイッターで、質問を受けたので、答えをまとめていきたいと思います。
こんなんね。

さて。
質問を受けた内容は、「こいつBluetooth搭載してっけど、日本で使っていいの?」です。
調べてみましたとも。
現状の結論としては:
・技適通ってないので、日本ではBluetooth使えない
・YiHi社の「MOD」に関しては、Bluetooth SIG認証を通っているため、BT OFFすれば余計な電波
出さないので、使える
・「SX-550J」に関しては、Bluetooth SIG認証を通っていないため、BT OFFしても余計な電波出さない
確証が取れない、電波法違反の可能性があるので、日本では電源入れちゃダメ。
な感じです。
まず日本では、前提として。
電波発射する系デバイスのうち、あまり本気じゃないものは、「技術適合証明」を受けなければなりません。

まあ、いわゆる「輸入もんのスマホついてないけど大丈夫」とかそんな話によーあがる、アレです。
電波にまつわるお話なので、これ取得していないと、別ルートでゴニョらない限り、「使ったらアウト」です。
電波法違反!、個人輸入が許されてる薬事法なニコチンとかと違い、がっつりアウトです。
まあ、罰則とかが微妙だったり、実際問い合わせてみたら「使わないで」とお願いされるレベルだったりしますが、違反は違反です。
また、電波は国民の共有財産。
ひっくり返せば、各国で認証が違うので。
「アメリカOKだから日本でもいいだろ!」は、NGです。
これを前提として。
さらにBluetoothロゴつけて、「これはBluetooth対応!」と謳うには。
Bluetooth SIG認証の取得が必要となります。

技適はあくまで、「規定エネルギーをちゃんと出しているか、余計な電波出してないか」な認証なので。
「Bluetoothとして接続とかOKか」とかは、Bluetooth SIG側のお仕事になります。
さて。
では、YiHi SX-550Jですが。
まず、YiHi社が出しているMOD「G Class」等があります。

これは、製品紹介ページを見ると・・・。

どうやら、Bluetooth SIG認証は取っているみたいです。
実際にBluetooth SIGにいってみて。

右上、「製品を見つける」から、YiHi社のDeclaration ID、「D033623」を入れてみましょう。

QDIDから、TIのBluetooth4.0対応のチップ、及びRF系のチップセットを使っていることが分かります。
また、登録製品として、「G / M / T / ML / Q Class」「Q / G mini」、及び「MT」があることが分かります。
Class、及びminiは、YiHi社のMOD製品、MTは不明ですが、多分将来的なMODかな?。
まあ、なので。
YiHi社のMODは、「Bluetooth SIG認証を受けている」ことが確認できます。
しかしながら。
YiHi社のSX-550J基板は・・・。

製品ページに認証のことは記載されておらず。
データシートにも、BT認証のことは記載されておりません。

つまり、調べた限りでは、SX-550Jは、「BT認証通ってない」と考えられます。
ちなみにどちらも、「日本の技適」は通過した証拠を見つけられなかったので。
日本でのBluetooth使用は、NGだと思います。
で。SX-550Jですが。
レビュー動画などを参考にする限り、認証されたBluetoothモジュールを、使用していません。

親指んとこ、液晶左下の斜めになってるのがBletooth基板ですが。
特に認証系のシールやIDが記載されていないことが分かるかと。
なので、使用しているチップが何か、素性は何か?、調べることは出来ません。
勿論、G Classと同一、とかも言えません。
G Classなどは、Bluetooth SIGの認証は通っているので、「BT OFF時に余計な電波を出さない」確証が持てますが。
SX-550Jの場合、認証などの論拠が無いため、「BT OFFしてもBT的な電波を出さない」確約が取れないのです。
ちなみに。

こんな感じなので、「使ったら販売元じゃなくて使った人が罰せられる対象」となり、「各国毎の認証が必要」なため、海外で使えるからOK、という論理は、通用しません。
もちろん、個別に技適を取れば、日本で使えます。
Bluetoothのロゴを記載しないのであれば、Bluetooth SIGの認証は必要ありません。
ですが。

特にハイエンド系MODとかは、「少量多品種」となるため。
技適をいちいち、取り直さないとダメな感じです。
もしくは、ハードウェア的に、「Bluetoothを載せてない」のであれば、日本で使っても問題ありません。
それは、電波法規制対象外になるから、です。
最後に:
可能性として、Bluetooth SIGの「MT」が、「部品がマウントされた基板」、つまり「SX-550J」を指しているとしたら。
モジュール単体でのBluetooth SIG認証が通っていることになるので、Bluetoothを切っていれば、日本での使用に問題は無いと思います。
が、その確証が取れませんでした。
まあ、SX-550J搭載MODを導入する際は、くれぐれも気をつけて下さいな。
以上です。
参考URL:
Bluetooth Technology Website
URL: https://www.bluetooth.com/ja-jp
Bluetooth無線に必要な認証(電波法・Bluetoothロゴ認証)について
URL: http://www.musenka.com/info/musen/auth.html
SXmini G Class
URL: http://www.yihisxmini.com/productview/61.html
YiHi SX550J
URL: http://www.yihiecigar.com/productview/54.html
さて今回は。
ツイッターで、質問を受けたので、答えをまとめていきたいと思います。
こんなんね。

さて。
質問を受けた内容は、「こいつBluetooth搭載してっけど、日本で使っていいの?」です。
調べてみましたとも。
現状の結論としては:
・技適通ってないので、日本ではBluetooth使えない
・YiHi社の「MOD」に関しては、Bluetooth SIG認証を通っているため、BT OFFすれば余計な電波
出さないので、使える
・「SX-550J」に関しては、Bluetooth SIG認証を通っていないため、BT OFFしても余計な電波出さない
確証が取れない、電波法違反の可能性があるので、日本では電源入れちゃダメ。
な感じです。
まず日本では、前提として。
電波発射する系デバイスのうち、あまり本気じゃないものは、「技術適合証明」を受けなければなりません。

まあ、いわゆる「輸入もんのスマホついてないけど大丈夫」とかそんな話によーあがる、アレです。
電波にまつわるお話なので、これ取得していないと、別ルートでゴニョらない限り、「使ったらアウト」です。
電波法違反!、個人輸入が許されてる薬事法なニコチンとかと違い、がっつりアウトです。
まあ、罰則とかが微妙だったり、実際問い合わせてみたら「使わないで」とお願いされるレベルだったりしますが、違反は違反です。
また、電波は国民の共有財産。
ひっくり返せば、各国で認証が違うので。
「アメリカOKだから日本でもいいだろ!」は、NGです。
これを前提として。
さらにBluetoothロゴつけて、「これはBluetooth対応!」と謳うには。
Bluetooth SIG認証の取得が必要となります。

技適はあくまで、「規定エネルギーをちゃんと出しているか、余計な電波出してないか」な認証なので。
「Bluetoothとして接続とかOKか」とかは、Bluetooth SIG側のお仕事になります。
さて。
では、YiHi SX-550Jですが。
まず、YiHi社が出しているMOD「G Class」等があります。

これは、製品紹介ページを見ると・・・。

どうやら、Bluetooth SIG認証は取っているみたいです。
実際にBluetooth SIGにいってみて。

右上、「製品を見つける」から、YiHi社のDeclaration ID、「D033623」を入れてみましょう。

QDIDから、TIのBluetooth4.0対応のチップ、及びRF系のチップセットを使っていることが分かります。
また、登録製品として、「G / M / T / ML / Q Class」「Q / G mini」、及び「MT」があることが分かります。
Class、及びminiは、YiHi社のMOD製品、MTは不明ですが、多分将来的なMODかな?。
まあ、なので。
YiHi社のMODは、「Bluetooth SIG認証を受けている」ことが確認できます。
しかしながら。
YiHi社のSX-550J基板は・・・。

製品ページに認証のことは記載されておらず。
データシートにも、BT認証のことは記載されておりません。

つまり、調べた限りでは、SX-550Jは、「BT認証通ってない」と考えられます。
ちなみにどちらも、「日本の技適」は通過した証拠を見つけられなかったので。
日本でのBluetooth使用は、NGだと思います。
で。SX-550Jですが。
レビュー動画などを参考にする限り、認証されたBluetoothモジュールを、使用していません。

親指んとこ、液晶左下の斜めになってるのがBletooth基板ですが。
特に認証系のシールやIDが記載されていないことが分かるかと。
なので、使用しているチップが何か、素性は何か?、調べることは出来ません。
勿論、G Classと同一、とかも言えません。
G Classなどは、Bluetooth SIGの認証は通っているので、「BT OFF時に余計な電波を出さない」確証が持てますが。
SX-550Jの場合、認証などの論拠が無いため、「BT OFFしてもBT的な電波を出さない」確約が取れないのです。
ちなみに。

こんな感じなので、「使ったら販売元じゃなくて使った人が罰せられる対象」となり、「各国毎の認証が必要」なため、海外で使えるからOK、という論理は、通用しません。
もちろん、個別に技適を取れば、日本で使えます。
Bluetoothのロゴを記載しないのであれば、Bluetooth SIGの認証は必要ありません。
ですが。

特にハイエンド系MODとかは、「少量多品種」となるため。
技適をいちいち、取り直さないとダメな感じです。
もしくは、ハードウェア的に、「Bluetoothを載せてない」のであれば、日本で使っても問題ありません。
それは、電波法規制対象外になるから、です。
最後に:
可能性として、Bluetooth SIGの「MT」が、「部品がマウントされた基板」、つまり「SX-550J」を指しているとしたら。
モジュール単体でのBluetooth SIG認証が通っていることになるので、Bluetoothを切っていれば、日本での使用に問題は無いと思います。
が、その確証が取れませんでした。
まあ、SX-550J搭載MODを導入する際は、くれぐれも気をつけて下さいな。
以上です。
参考URL:
Bluetooth Technology Website
URL: https://www.bluetooth.com/ja-jp
Bluetooth無線に必要な認証(電波法・Bluetoothロゴ認証)について
URL: http://www.musenka.com/info/musen/auth.html
SXmini G Class
URL: http://www.yihisxmini.com/productview/61.html
YiHi SX550J
URL: http://www.yihiecigar.com/productview/54.html